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firstDXコラムExcelで管理するのは、DXなのか?

Excelで管理するのは、DXなのか?

よくある誤解 更新:2026年8月27日 読了:約4分

紙をやめてExcelにした。これはDXなのか——。
結論は「IT化としては正解。ただし、限界が来るタイミングがある」です。Excelが向いている場面と、そろそろ替えどきのサインを整理します。

Excelは、悪いツールではありません

まず前提として、Excelをやめる必要はありません。紙や口頭で管理していた会社がExcelに移したのなら、それは明確な前進です。

この4つは、他のツールにはない強みです。1人〜2人で完結する集計作業なら、Excelのままで問題ありません。

ただし、複数人で回し始めると限界が来る

Excelがつらくなるのは、「作る道具」ではなく「共有する場所」として使い始めたときです。具体的にはこうなります。

よくある症状

  • 同時に開けない(「〇〇さんが編集中です」)
  • どれが最新版か分からない(最新版_最終_修正版2.xlsx)
  • 誰がいつ直したのか残らない
  • メール添付で送り合っていて、手元にコピーが散らばる
  • 相手が見たかどうか分からない
  • 作った人しか構造を理解していない(属人化)

とくに最後の「属人化」は見落とされがちです。関数やマクロを組み込んだExcelは便利ですが、作った人が退職した瞬間に誰も直せないファイルになります。

やめどきの3つのサイン

次のどれかに当てはまったら、そのExcelは役目を終えかけています。

  1. 3人以上が触っている(同時編集と最新版問題が必ず起きます)
  2. 毎日更新している(更新の手間より、更新漏れのほうが問題になります)
  3. 進捗管理に使っている(「今どうなっているか」はExcelがいちばん苦手な用途です)

逆に、月に1回の集計、自分だけが使う計算、印刷して配る資料——こういう用途ならExcelのままで構いません。

替えるなら、全部やめない

Excelをやめるとき、全部を一度に移そうとすると失敗します。よくあるのは、新しいツールを入れたのにExcelも並行して更新し続けて、二重管理になるパターンです。

1つのExcelだけ選んで、それは完全に移す。他はExcelのまま残す。この形にしてください。

まとめ

ExcelはDXの立派な第一歩です。ただし「複数人で共有する場所」として使い始めた時点で、専用ツールに替える検討をしてください。目安は3人・毎日・進捗管理の3つです。

で、うちは何から始めればいい?

10個の質問に答えるだけ。あなたの会社が最初にデジタル化すべき業務が分かります。

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